◇フレッシュボイス過去ログ #4220の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
こんにちは。 遅ればせながら 休みの後に>病 を拝読させていただきました。 学生さんの視点で、しかも恋愛感情が物語の中心にあったようで、もっともわたしと縁 遠いものでしたので内容に関しては申せることが少なく、何やら情けないですが、表現 上の仕掛けとでも言いましょうか、結末のために周到に書かれた表現が凝っていて素敵 でしたので、その辺りを中心に思いを書かせていただきたいと思います。 毎度の事ながら偏った読み方をしているかもしれませんが、どうかご容赦下さい。 途中から気づいたのですが、このお話は一人称で語られていますが学生さんの一人称が ほとんど「自分」なのですね(前半は特に)。 学生さんの正体に気づいて、もしや、と途中で読み返しましたら、「僕」という一人称 を使っている部分と「自分」と言っている部分とがあって、後者はともかくとして前者 はこの年頃の方が使われても違和感のないもので、なるほど! と思いました。 これであの学生さんが自分のことを「俺」と言っていたら、わたしは詐欺だと叫んだこ とでしょう。 「私」だと気取りすぎでしょうし。 その違和感のないところが素敵だと思いました。 ただ、先生の一人称も「僕」だったので、書いてある内容で混同することは決してあり ませんでしたが、一瞬、おや? と思ってしまいましたが。 しかし、本当にどちらの独白か判らないということはありませんでしたので、それにつ いてもすごいなあと感動致しました。 そして、その巧みな一人称によるひっかけが素敵です。 恋の駆け引き(先生を出し抜くあたり)はさすが、性とでもいうべきでしょうか。あま りに見事で、末恐ろしくもあります。 学生さんの正体は先に判ってしまいましたが、最後の可憐さが大変魅力的で、かわいい 物語でございました。 このような小説を読んだのは久しぶりのような気がします。 しかし、ただの学園生活における恋愛ものでないところがさすが永山様でいらっしゃる なと思います。 楽しませていただきました。 ありがとうございます。 最後に、お尋ねしたいことを一つ。 >でもまあ、第一志望だった私立の進学校を、不本意な形で落ちたことが、頭 の片隅に引っ掛かっていたのは、否定できない。 この一文ですが、「私立の進学校を」の「を」に引っかかってしまいました。 細かくて申し訳ありません。 「私立の進学校を」にあたる述語が「落ちた」だと思うのですが、「(進)学校を落ち た」という言葉があるんだろうかと急に不安になってしまいました。 しかし、「(進)学校に落ちた」というのも何だか変な感じがしてどうなんだろう、と 思いますし、正直「てにをは」の使い方には未だ自信がなく、どれが正しいのか判らず 悩んでおります。 かなりどうでも良いささいなことで悩んでいるのは承知しておりますが、良ければ、 「を」と「に」の違いを教えていただけたら、と思います。 何やら国語の基本的な質問ですみません……。 こういう基本的な国語を教えてくれるものって、案外と身近にないものですね。 それとも、やはり普通は気にしないものなんでしょうか。
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