◇フレッシュボイス過去ログ #4148の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
待望の新作。あのシリーズの続き物ですね。 先に、気になった箇所の指摘です。今回、引用部の加工はありません。 @引用開始(指摘付き)@ 最初にルベールはさんは、スケッチブックという白い紙を束ねたものを広げま ↑余分な「は」 「これは森トカゲ、こっちはマダラネズミ。で、これはバネトビヘビ、毒を持っ ているから、気をつけたほうがいいよ」 ↑リンダはこのとき初めてこれらの生物を知ったようですが、危険な生物の存 在を教えるために、彼女が村で暮らすようになってすぐにでも様々な生物の絵 を見せておくべきでは 「だけど、地球には人間の他にもたくさんの生き物が住んでいた。彼らはどうな ↑ 変換ミスだと思いますが、人以外の生き物の場合は「棲んでいた」 トキオも身を乗り出します。だってルベールさんの言い方は、自分はそう思っ ていなと言っているようなものなのですから。ルベールさんはどう考えているの ↑「い」脱字 どーん、という大きな音とともに、ヘッドが激しく揺れてトキオは飛び起きま ↑「ベッド」? 「どうくつ」 「えっ?」 「どうくつだよ、この先に洞くつを見つけたんだ」 ↑ここは二回目だから漢字「洞くつ」でいいのでは ゆらっ、といった感じに、三人の前で何かがゆれました。 ↑行頭一マス下げ忘れ? @引用終了(指摘付き)@ 切ない。特にメグが亡くなるくだり。 このエピソードを取り出して、じっくり書き込めば立派な物語になる――と 感じさせられたのは、人物描写がしっかりしているからでしょう。さほど深く 書き込まれた訳ではないのに、人物像がくっきり浮かび上がる。 人物以外の描写も冴えていて、たとえば忍者カマキリを捕らえる場面や、ル ベールの絵の様子などは、脳裏にしっかり描くことができました。瑞々しいと いうか、清々しいというか。 多分、悠木さんも好きなことを書くに当たって、いつも以上に筆が乗ってい たんだろうなと思います。 ラストはあっさりしすぎの気も。 と言っても、捜索の模様や洞くつを埋めるまでの経緯にもっと筆を割いてほ しい、などという意味ではなくて。 もう少し余韻を残す締め括りを、こちらで勝手に期待していた部分があって、 ちょっと物足りなく感じてしまったのかもしれません。ラストの一つ手前の段 階で、光るコケを原料にした絵の具をこしらえ、絵を描くのかなと予想したせ いもあるでしょう。 光るコケの能力(と思しき現象)は、『火星年代記』や『ソラリスの陽のも とに』を想起させますね。SFでは普遍的なテーマなのかしらん。最初、光学 的な何らかの現象だろうと考えた私は、やはり推理畑の人間です。 付随して、敵から身を守るために、恐ろしい物を見せて追い払うのと、望ま しい物を見せて油断させるのとでは、どちらが効果的なんだろう……なんてこ とまで気になってしまった(苦笑)。 次回作のプランもすでにできているようで、楽しみです。 ではでは。
メールアドレス
パスワード
※ゲスト書き込みはアドレスGUEST,パスワードなしです。
※まだアドレスを登録してない方はこちらへ
メールアドレス登録
アドレスとパスワードをブラウザに記憶させる
メッセージを削除する
「◇フレッシュボイス過去ログ」一覧
オプション検索
利用者登録
アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE