◇フレッシュボイス過去ログ #4138の修正
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『マース・ホテルから生中継で』 著者 アレン・M・スティール (早川書房 80年代SF傑作選より) マース・ホテルから生中継で読み終わった後、「ああ、面白かった」という感想だっ た。それから後が続かないのか困った。小学校の読書感想文でもあったでしょ。物語と しては面白いのだけど、それがどう面白くて興味を持つか書けと言われたら感想文とし て書くのに難しい本。それがこのマース・ホテルがそれにあたる。 まずこの本の紹介をしてみるとすべてインタビュー形式になっていて、それぞれがマー ス・ホテルにどう関係しているかかかれています。そしてマース・ホテルが火星でどの ように演奏し、そのテープが地球に流れ、地球で爆発的に人気をはくし、そして火星か らマース・ホテルが地球にやってきて、だめになり、火星への帰り道に事故にあいメン バーが死んだかで終わる。 これを読んでいて先日アメリカで人気だったカーペンターの栄光と挫折、そして拒食症 で死んでしまったお話を思い出してしまった。好きな歌を好きなだけ歌うそれだけでい いんじゃないかな。それがまわりの期待にそえようと自分をそれ以上に見せようとし て、心身ともにストレスがたまり自滅する。 マース・ホテルの方もそうだった。最初趣味的に火星で音楽を弾いていたころはよかっ た。設備も部屋も火星だから満足なものはない。だけども彼らは幸せだった。それが火 星から地球に持ち込まれたテープで、彼らの歌を興行的にわかそうとばんばん機材に金 をかけて ばっくこーらすをつけたりしたらマースホテルそのものがだめになった。 それで火星に帰ろうとするのだけど事故で死んじゃった でも彼らの持っていた火星に残された楽器で新たな音楽が生まれそうな予感があるのが 救いですね。
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