◇フレッシュボイス過去ログ #4077の修正
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『壁の穴』 著者 星新一 (早川書房 世界のSF28より) この話に出てくる青年に感情移入する人多いだろうね。この青年は30を前にしている大 きな会社に勤め、現在から未来への不安をあまり感じない。それで朝、昼、晩と退屈と 不満をもてあましていた。どるちゃんも今平和で物質的にもそんなに不満があるわけじ ゃない。ただ人生のどこかに分岐点があってそこで違う道をいっていたら、もっと違う 人生があったのじゃないかと思うときがあります。 さて青年ですが、あるとき不思議なナイフを手に入れます。手に入れるといっても、部 屋にあっただけなのですが、誰のものかどんな使い方をするのか不明です。そこで青年 は隣の壁に穴を開けました。アパートの小さな穴から、所帯じみた室内が見えるはずだ ったのですが、穴の先は青年の住む世界とは違う豪邸の内部でした。青年は怖くなって 穴を閉じるのですが、穴はもととおりになっています。そうして部屋にいろいろ穴をあ けていろいろな世界を見ます。その穴の世界は青年の退屈で不満に満ちた世界じゃな く、活気に溢れています。そして最後に青年は青年の子供時代に出会って、子供時代か らリセットしようとしますが失敗します。 どるちゃんもこんな年になって、小学校の頃を思い出しかえれるものなら帰りたいと思 うことがありますね。7月頃、全国の小学校でプール開きをします。青い美しい水(中 におしっこがはいっていようとも…)水はきれいに輝き、子供たちは喚声をあげてはし ゃいでいます。どるちゃんもその児童たちと遊びたいけど、できない。ああ、あのころ に戻れたら楽しいだろうなァと思います。子供時代の郷愁ですね。 青年の最後も郷愁でした。しかし失敗し、不思議なナイフも消えてしまいました。
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