◇フレッシュボイス過去ログ #4059の修正
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『その夜』 著者 星新一 (早川書房 世界のSF28より) 地球から遠い星でのこと。この星は星そのものを滅ぼすほどの戦争をしていた。愛と平 和をといた地球の聖書もどきの本を、3人の兵士が読んでいた。その顔は戦争時と思え ぬおだやかなものだった。だかその書物は発禁になったもので、上官が見つけ焼いてし まった。そして3人の兵士に、どんな命令でも服従させるガスを吸わせ、3人の兵士は 戦争のこと敵を殲滅させることしか考えなくなった。そして星が滅んだ。 そのころ、地球ではマリアが赤子を産むところだった。 こんなのがねたばれ覚悟の粗筋ですが、星の作品の戦争の「せ」の字も許さない「白い 服の男」とか「あれについて」とかとまったく逆の話であります。この「その夜」も 「白い服の男」「あれについて」も反戦物かと思えばちょっと違うと思います。戦争反 対という大きな世論、またはその流れでさえ、皮肉な考えを持っているのじゃないかと 思うようになりました。そもそも1945年終戦当時星は19歳でした。もう少し年をいって いたら星自身も兵士として戦場に出ていたと思います。天皇陛下の神化、鬼畜米兵と教 わっていたものが、180度変わってしまったのです。それがぜんぶ一斉に流れ出す大衆た ち、時代の流れに皮肉な目でみる星の原点といえる戦争ねたのショートショートができ たと思います。
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