◇フレッシュボイス過去ログ #3952の修正
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『闇の眼』 著者 星新一 (早川書房 世界のSF28より) どるちゃん的にはきつい物語に思えますね。二人の夫婦は暗闇の中では目が見えない。 だけども彼らの子供は暗闇であろうとなかろうと昼間であろうと夜であろうと見ること ができる。子供が見えるだけなのはそれだけではない。暗闇でも、前も後ろも、上も横 も、みないっぺんに見ることができる。一種の新人類ですね。蜂は紫外線か赤外線を見 えることもあるらしいけど、人は自分たちで見えているものが普通だと思っている。も し規格外の人間が産まれれば、劣っていたら差別的に後ろ指を差し、新人類と呼ばれる だけ進んでいれば迫害する。そしてラストで室内の電気がつけられ、この子供の正体が わかるのだけど、子供には眼球がないというものでした。もしこの夫婦が人里離れた屋 敷に住んでいなければ、人類は新人類に牙を向いてリンチして殺していただろうね。 新人類テーマで好きな話といったら『スラン』(著ヴォクト)ですね。SFとしてはち ょっと古いテーマですがどるちゃんは好きです。他に『虎よ!虎よ!』(著ベスター) のヒロインオリヴァの見えるものは笑えます。彼女は盲目なのだけど、熱波、磁場、無 線電話、宇宙探査機および水中探査機の電波、そして電磁波を見ることができるので す。ちょっと凄いなァ。
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