◇フレッシュボイス過去ログ #3897の修正
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『暑さ』 著者 星新一 (早川書房 世界のSF28より) 夏のとっても暑い日、男が交番にやってきて、今から自分が何かをしそうだという。今 は罪になるようなことはやっていないがこの暑さで、とんでもないことをしそうだとい う。 そして毎年この暑さの時期になると、最初はありを踏み殺すと、その後気分よく過ごせ て、次の年はかなぶんを殺し、次はかぶとむしを殺しとなり、殺していく対象は徐々に 大きくなる、去年は猿だった。そして次に殺すのは何か……という物語です。 今では動物虐待をしたなら、法律的にも罪になるけど、 http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/law_summ/gaiyo.html 動物の愛護及び管理に関する法律がそもそもできたのも、動物虐待がエスカレートし て、最後に人間にいかないようにする抑止力も働いているのじゃないかと思う。 猫を殺して舌をホルマリン漬けにしたり、猫の首を切ったりして、幼児を殺した変態少 年がいたことだしね。 星先生の時代は動物、猿であろうと殺しても何の罪にもならなかった。 だけども、この『暑さ』で語っているのは、動物を殺して爽快感を得られたなら、だん だんエスカレートしていって、最後には人間も殺してしまうのじゃないかというものが 隠されています。 星先生の語り口そのものはやさしいのだけど、隠されている内容を解剖してあけてみた らちょっと過激です。
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