◇フレッシュボイス過去ログ #3871の修正
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『ボッコちゃん』 著者 星新一 (早川書房 世界のSF28より) ボッコちゃんと言えば星新一と言えそうな、星新一作品で一番人気があって、かつ有名 な作品と言えるボッコちゃんが、最初のレビューとなりました。私の中学ぐらいの時だ ったかな? 国語の教科書にこのボッコちゃんを読んで、ほれぼれと感じました。 まずこの出だしがいい。 >そのロボットはうまくできていた。女のロボットだった。人工的なものだから、いく らでも美人につくれた。あらゆる美人の要素をとり入れたので、完全な美人ができあが った。もっとも。少しつんとしていた。だが、つんとしていることは、美人の条件なの だった。 このたっだ3行語られたことで、この物語の興味がまし、この物語が成功しているとい ってもいいすぎてはないだろう。 でもちょっと思うのだけど、ボッコちゃんはお酒に強い、ロボットなのだからどんなお 酒でも飲むことができる。そのお酒を集めて、また客に飲ませるのだけど、これってい ろいろなお酒が混ざっているのじゃないかなと心配してしまう。 >マスターは時々しゃがんで、足の方のプラスティック管から酒を回収し、お客に飲ま せた。 ここも結構重要、ボッコちゃんの口から飲んだお酒を捨ててしまうのなら、ラストの締 めにはいかないけど、ここの描写があるために、ラストの締めが鮮やかになってくる。 最初から最後まで無駄のない計算された作品であることはまちがいありません。
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