◇フレッシュボイス過去ログ #3282の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
・『猫丸先輩の空論』(倉知淳 講談社ノベルス)14/4460 ベランダに連日置かれるペットボトル。事故現場にタクシーを何台も呼びつ ける“鈴木さん”。おばあさんは飼い猫四匹の内、一匹だけを差別している? テントの中にあったスイカ十五個中、七個が破壊される。大食い&早食い自慢 の女子大生が、楽勝と思われたステーキを前に逃亡した理由とは。夜、会社で 一人残業しているところへ、徐々に近付いてくる電話のベル……。 年齢不詳で童顔、猫のようなまん丸の目を持つ猫丸先輩が、落語のような語 り口で謎を解かずに解釈してみせる短編集。その第二弾。 うーむ。第一弾の『猫丸先輩の推測』に比べると、随分と落ちた気がします。 冒頭の作品で、言及されないまま放置された手掛かりがあって、何だかなあと 思い、続く二、三番目はすぐに想像が付いた。四つ目は外れたものの、落ちは 最初の数行を読んだだけで分かった……という具合でしたから、全体的に謎が 簡単になっているんだと思います。それなのに、分量は逆に引き延ばした感じ があって、その結果、薄味になった印象が非常に強い。期待が大きかった分、 これは残念。 まあ、「推測」から「空論」になった証と取れなくもないのですが……じゃ あ、次は「妄想」か?とか思うと、悲しい(苦笑)。 ではでは。
メールアドレス
パスワード
※ゲスト書き込みはアドレスGUEST,パスワードなしです。
※まだアドレスを登録してない方はこちらへ
メールアドレス登録
アドレスとパスワードをブラウザに記憶させる
メッセージを削除する
「◇フレッシュボイス過去ログ」一覧
オプション検索
利用者登録
アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE