◇フレッシュボイス過去ログ #2977の修正
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・「急行列車内の謎」(F・W・クロフツ / 橋本福夫 訳)13/5431 一九〇九年ロンドン、北部行きの急行列車内で、凄惨な事件が発生した。一 等車のコンパートメントの一つで、夫婦が銃で撃たれて殺され、同室の女性一 人が半狂乱に陥っているのが発見される。その部屋はドアが外側から楔を打た れる等したため、一種の密室状態と化していた。さらに現場の隣のコンパート メントも、同じくドアに楔がされ、中に男性二人が閉じ込められた格好になっ ていた。 様々な仮説が打ち立てられては粉砕され、事件は迷宮入りするかに見えたが、 やがて意外な形で真相は明るみに出る。 『世界短編傑作集2』(江戸川乱歩 編 創元推理文庫)所収の一編。 有栖川有栖『密室大図鑑』でこの短編のことを知り、古本屋で探してきて読 んでみました。あのクロフツが、アリバイミステリの代名詞のようなクロフツ が書いた密室ミステリというだけで、希少価値があって、興味をそそられます。 加えて、短編の少ない作家でもあるし。 読後、感じたのは、やっぱりクロフツだなあ、と。短編になっても文章は硬 いように思えるし、小説としての盛り上げ方やバランスも、これでいいのかな と感じられる箇所がいくつか。それでも引き込まれる部分がある、という点ま で含め、クロフツらしい作品と言えそう。 肝心の密室は、謎の設定の仕方はかなり巧く見せているが、解決のくだりに いたって、若干、拍子抜けかな。当時の列車の形状・仕組みなどに精通してい ないと、これだけの推理を働かせるのは厳しいと思う。 ではでは。
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