◇フレッシュボイス過去ログ #2835の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
※ネタバレ注意 セキュリティ。 この部分は、今の学校の状況に触れることで、昔を懐かしく思い出す方向に 持っていきたかったのですが、うまく行かなかったようです。 かといって、全く触れずに済ませるのは不自然な気がする……ので、ちょっ ぴり触れるのみにして、流せばよかったかな。本筋にさほど関係がある訳でも ないのに、セキュリティ云々に筆を割きすぎました。 理詰めと情緒的な物語。 本来、相反するものを同時に見せて(魅せて)こそのミステリー小説ですし、 決して読者のわがままじゃありません。ひとえに、作者の力不足……。 感想を受けて改めて考えたのですが、本作は、いっそのこと、理詰めの部分 を排除してみるのもよかったかもしれませんね。そもそも、南野達が篠塚の言 葉を謎として認識する(裏の意味があると考える)こと自体、若干の不自然さ を伴うのだから。 たとえば――同窓会のあと、学校に行くと、ちょうど中庭の改修中(この辺 り、ご都合主義になるけれど)で、くだんの長椅子も撤去されるところだった。 その裏側に目を留める南野。篠塚の残したメッセージだと気付き、そこから篠 塚の残した言葉の意味も分かる。――こんな展開なら理詰めっぽい感じを薄め つつ、推理物の雰囲気は残せるかな、と。 最後の場面。 この話を作るに際し、核となるシチュエーション(約束を交わした直後に相 手がいなくなる)を元に、まず考えたのは、約束を交わしたときの二人の年齢 をどの辺にすればいいか、でした。 児童・生徒・学生・会社員……それぞれ長短あって決めかねていましたが、 そのあと「サイン」「ベンチ裏」の方を思い付いた結果、小学生に決めたとい う経緯があります。 これをもし、高校生以上に設定していたら、らいとさんが述べたように、南 野を一人にして締めくくる形で書いた可能性が高いです。 それと、北川から南野へのアプローチを匂わせたかったのも多少あります。 かつて篠塚と同様、南野が好きだったことや、今はフリーであることを言って いますし。こうしておけば、このキャラクターで続編を書きたくなったとき、 転がしやすいというか(苦笑)。 ではでは。
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