“木陰に臥して枝を折る 1 永山 ” の続き
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●木陰に臥して枝を折る 1 永山
(453行)
六本木真由(ろっぽんぎまゆ)は不意に届いた嬌声に眉を寄せた。水飛沫の 音に混じって、若い女性特有の甲高い声が連続して聞こえる。 河原にあった大きな石に腰掛け、スケッチブックに水彩画を描いていた六本
◆●長編 #0415 2012/09/24
●木陰に臥して枝を折る 2 永山
(396行)
夜になって、右足首は河田玉恵だと断定されたとの報道があった。彼女の部 屋にあった何らかの身体的資料と、小屋で見つかった右足首のDNAが一致し たということだろう。やけに早く鑑定結果が出たようだけれど、かつての誘拐
◆●長編 #0416 2012/09/24
●木陰に臥して枝を折る 3 永山
(371行)
それから数日は新たな警察発表がなく、僕らも動きようがなかった。河田玉 恵が立ち寄りそうな場所の心当たりを、彼女の知り合いから聞いて回ってみた が、徒労に終わった。警察は北海道の伯母周辺にも網を張っているに違いない。
◆●長編 #0417 2012/09/25
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