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●母と子と精霊のために No.2   ( 68行)
 部屋は薄暗くベッドの反対側のナイトテーブル上のスタンドの明かりが弱く点って いた。排尿のためにバスルームに行くとF.Aが髪をタオルで巻いて、下着姿で髭を
◆CFM「空中分解」 #0815 1988/ 2/26


●APPLE COMPLEX 【巨人達の憂鬱】(予告編2)コスモパンダ   (123行)
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ <特報第2段> ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆           「APPLE COMPLEX 第2段」                 【巨人達の憂鬱】
◆CFM「空中分解」 #0816 1988/ 2/27


●毀れゆくものの形 三−2     直江屋緑字斎   ( 79行)
 肌寒さを感じて目を覚ましたとき、空では細かく千切れた夕焼雲 が急速に翳(かげ)りを帯び始めていた。山の中は夜を迎え、深々 として物音ひとつ聞こえず、紺色の空に浮かぶ月が次第に色づき始
◆CFM「空中分解」 #0817 1988/ 2/27


●騎甲神ナイザー<Vol.9>     <ふぉろんくん>   (101行)
 リーナスは既に瀕死の状態であった。虚ろな目には、もう何も写ってはいないだろ う。金色の瞳は、それでも正義の炎を燃やし続け、青く、深く輝く空を見つめていた。
◆CFM「空中分解」 #0818 1988/ 2/27


●騎甲神ナイザー<Vol.10>―第一部・終章―<ふぉろんくん   (101行)
 「さぁ!!リーナス様、騎甲神の石柱です。」  リーナスは石柱にもたれかかる。そして、静かに、ハッキリとしゃべった。  「これから俺のすることに口出しは無用。そして、これから言うことを静かに聴い
◆CFM「空中分解」 #0819 1988/ 2/27


●トゥウィンズ・1 一章 (1/2) ( 1/24)   (197行)
一章 「わあ、やめてくれよ。おい、やめろってば。」  しかし、彼らは僕のこんな言葉に耳も貸さず、襲いかかってくる。両手を押え られ、後ろに引き倒されて、あおむけになった僕の体の上に、彼らが数人乗っか
◆CFM「空中分解」 #0820 1988/ 2/27


●トゥウィンズ・1 一章 (2/2) ( 2/24)   (176行)
 でも、月一回位のペースで家に帰る時以外は、あの街には行きたくないし、本 当なら家にもあまり帰りたくない。  だって、僕が女の子になったこと、まだ近所の人は誰も知らないんだよね。近
◆CFM「空中分解」 #0821 1988/ 2/27


●トゥウィンズ・1 二章 (1/4) ( 3/24)   (198行)
二章 「さて、行くか。」  健司と康司は飯食い終ったし、一美もパフェ食べ終ったので、会計を済ませて 店を出た。  二日酔いもだいぶ直ったし、気分もかなり楽になった。
◆CFM「空中分解」 #0822 1988/ 2/27


●トゥウィンズ・1 二章 (2/4) ( 4/24)   (191行)
 僕は、ため息をついたあと、仕方ないから着ていたものを全部脱いで、新しい 服に着替えた。 「さ、もういいわよ。お二人さん。」  一美の言葉に振り向いた二人、ほぼ同時にため息をつく。
◆CFM「空中分解」 #0823 1988/ 2/27


●トゥウィンズ・1 二章 (3/4) ( 5/24)   (196行)
 知識や技術を交換し、また、新しい方法なども考えることによりいろいろな農 業技術が開発され、それが普及するにつれて土地は肥沃になり、人々の生活は豊 かになっていった。ところが人間の欲というのは限りがなく、ある程度土地が肥
◆CFM「空中分解」 #0824 1988/ 2/27


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