“2000/01/01-2000/12/31 ”の検索結果
482件が見つかりました。421件から430件目です。
●そばにいるだけで 54−1(文化祭編−前) 寺嶋公香
(200行)
十六歳の誕生日の次の日は日曜で、都合がよかったと言える。 (このままだと、きっと嘘つきになってしまう……) 純子は、机上に置いた文化祭のプログラムを見下ろしながら、ため息をつい
◆長編 #5281 2000/11/30
●そばにいるだけで 54−2(文化祭編−前) 寺嶋公香
(199行)
次の休み時間に、純子は積極的に四組に出向き、相羽と会うつもりだった。 鳥越に話の続きをしに行くという大義名分がある。 だが、そうする前に、唐沢に呼び止められてしまう。
◆長編 #5282 2000/11/30
●そばにいるだけで 54−3(文化祭編−前) 寺嶋公香
(196行)
「ふ。りょーかい。何も出ないわよ」 「期待してねえって」 わざとらしく悪態をつくと、唐沢は気兼ねすることなく、廊下を歩いていく。 部屋に入って、すぐさま話の続きにかかった。
◆長編 #5283 2000/11/30
●そばにいるだけで 54−4(文化祭編−前) 寺嶋公香
(200行)
「今度の仕事って、結局、メリットとデメリットがはっきりしてると言えるよ ね。表に出ずに名前を売るチャンスではある。だけれども、アニメの声を当て るのは、久住淳の歌手としてのイメージを壊す行為かもしれない……。そこで、
◆長編 #5284 2000/11/30
●そばにいるだけで 54−5(文化祭編−前) 寺嶋公香
(201行)
「超高級な店に連れて行かれると思っていただろ。堅苦しくて、マナーにうる さいような」 「はい。星崎さんも、そういう口振りじゃなかったですか?」 「味は最高級と保証したまでさ。肩を凝らせるために、料理店に入る趣味はな
◆長編 #5285 2000/11/30
●そばにいるだけで 54−6(文化祭編−前) 寺嶋公香
(199行)
目尻に人差し指を当てる純子。この辺りの返答は、当意即妙、だいぶうまく なった。慣れが最大の理由だろう。 「ふふ、そういうことか。お互い、抱える悩みは同じようなもんなんだね。そ
◆長編 #5286 2000/11/30
●そばにいるだけで 54−7(文化祭編−前) 寺嶋公香
(200行)
「だったら――どうしたいの」 「分かんない、自分でも。ただ……ただ、どうして同じ相手を好きになっちゃ ったんだろ……」 「そんなこと、今言われても……しょうがないわよ」
◆長編 #5287 2000/11/30
●そばにいるだけで 54−8(文化祭編−前) 寺嶋公香
(200行)
「二人?」 「ええ、そうよ。時間は空いているはずよね。まさか、そこまで詰まってない でしょう?」 こういうことに嘘をつけない相羽。「それはそうだけど」と、反射的に答え
◆長編 #5288 2000/11/30
●そばにいるだけで 54−9(文化祭編−前) 寺嶋公香
(197行)
「何してんのー、早く来なよー」 手招きするのは井口。 その井口と富井に挟まれる格好の相羽は、どことなく戸惑いの色を浮かべて いる。それはそうだろう。純子は相羽に、町田達三人が来ることを告げていな
◆長編 #5289 2000/11/30
●そばにいるだけで 54−10(文化祭編−前) 寺嶋公香
(150行)
「……知ってたんだね」 くずおれそうなところ踏ん張って、空を見上げた。町田がどんな顔をしてい るのか確かめずに、重ねて聞く。 「誰から……唐沢君?」 「そうよ」
◆長編 #5291 2000/11/30
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