#127/3592 ◇フレッシュボイス2
★タイトル ( ) 17/06/30 13:07 ( 34)
感想>そばに来るまでに 夢乃
★内容
ども、夢乃です。
最初は信一君の話かと思ったら、違いましたねぇ。「ん?何か変だぞ?」と思ったのは
宇那木氏の肩書のところで、読んでいくほどにヒントが散りばめられていて別人のこと
だなあ、と。ちょっと残念だったのは、この手の話は最後まで読んだ後でもう一度読み
返したときに「そうだったのかっ」とヒントに気付く構成になっているとベストと思う
のですが、最初に読んだ時からほとんどすべて「これ、伏線だな」と気付いてしまえる
こと。「二度目に解る伏線」がもっとあるといいな、と思いました。
(・・・と言いつつ、読み返しているのに伏線に気付いていないだけだと恥ずい(^^;)
あと、気になった表現が一つ、いや、二つ。
宇那木さんが「ハンサム」と言うのは少し違和感が。日本だと、ほとんど男性に対して
しか使わないから、この場でこの人が使う表現としてはなんとなくそぐわないな、と
いう気がしました。名塚翠が言うなら違和感ありませんけれど。(それなら、どんな
表現がいいか、と言うと、思いつかないのですが・・・)
もう一つは、最後の「信じる?」のところ。聞かされた方(この場合、碧と暦)が
「本当かなあ?」と疑うならまだしも、聞かせている方(純子か信一?)から(義)母
の昔話を「この話、信じる?」と聞かせてしまうのはどんなもんなんだろう?と。
・・・と思いましたが、もしかして、この「信じる?」も、親から子への、ひいては
作者から読者への挑戦かな? この話には矛盾があって、「その矛盾に気付ける?」と
いう。・・・うーむ、純子や信一ならあり得るし、永山(寺嶋)さんでもあり得る。
後でもう一度、読み返してみよう。
私の方は、Erotic Love
https://togetter.com/t/EroticLove
の本編(side TとS)の更新がシステム(スマホ)の関係で週末のみにして、
代わり、というわけでもありませんが、サイドストーリーのcase Fを同時進行し
ています。こっちは、本編よりももっとエロ、かつ・・・えーと、いろいろ(^^)
暇がありましたら、かつ、エロに嫌悪感がなければ、どうぞ。
それでは。
#128/3592 ◇フレッシュボイス2 *** コメント #127 ***
★タイトル (AZA ) 17/06/30 20:20 ( 33)
感想レス>『そばに来るまでに』 ※ネタバレ注意! 永山
★内容
夢乃さん、拙作を読んでくださり、ありがとうございます。
二度目に読んだときになって初めて見付かる手掛かりというのは、確かに欲しいです
ねえ。計算して確実に生み出せる物ではないと思いますが、あれば作品がより豊かに見
えるというか。本作に関しては、長さも含めてそこまで余裕がなかった(月に一作はU
Pしたいのに、腕の水ぶくれと錠剤による眠気とで集中力が〜(汗))、思い付かなか
ったというのが実情です。
短い割に、ほぼ冒頭から手掛かりが提示されているようなものなので、長編の半ば辺
りにこのエピソードを配したとすればまた違ってくるかも、なんて思ったり。
ハンサムは、英文学の先生である宇那木が、洒落っ気を込めて男女の区別なしに使っ
ているというニュアンスでしたが、読者に伝わらないとだめですね。
筋を練っている最中は、物語の舞台そのものを米国にしようかとか、先生も学生も外
国人ばかりにしてみようかとか、色々考えました。信一と詩津玖の愛称を、シーちゃん
とか何とか同じにできないかな、とも(笑)。
最後の、「信じる?」云々に、謎掛けの意図はございません。すみません。なお、一
応、信一が発した台詞のつもりで書きましたが、決定ではないです。
それはさておき、あのあとの展開を考えてはいたものの、本作を1メッセージ(五百
行)に収めようとしたために、削ってしまいました。青写真では、信一の母親であるお
ばあちゃんが、高校時代の恋人と遠距離を理由に別れるなんて信じられない、みたいな
ことを暦や碧が言う予定でした。
こうしてレスを書いていると、やはりもう少し長めの作品として仕上げるべきだった
という思いがふつふつと。余裕ができたときに大幅に改稿したい、けどどうなること
か。
御作を読まねばと思いつつ、先送りになっていまして、申し訳ないです。夢乃さんの
作品だけじゃなく、ぴんちょさんのもう一作も積み残しているし……。AWC大賞の投
票までには読まねば。
ではでは。