AWC ミステリ頭   永山



#5615/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  09/07/15  21:45  ( 27)
ミステリ頭   永山
★内容
 ニュースを観て書き込みネタを考える。

 日食を観るのは専用の日食グラス。
 昔、小学校で、みんな揃って黒い下敷きで観ていたのですが……。虫眼鏡の
原理と同じで、目の中が灼けて、下手すると失明の恐れもあるとか。
 てことは、日食グラスのレンズを密かに普通のレンズと入れ換えておくと、
使用者の目にダメージを与えることができてしまう? 使う側は安心しきって、
長時間、太陽を見つめるだろうから、ほぼ確実に……。恐ろしい。

 3D映画、ブームに?
 矢が実際に飛んでくるように見える、とリポーターが言っていました。どこ
まで現実味があるのか分かりませんが、本当に「実際に飛んでくるように」感
じるのだとしたら、それに慣れきったとき、恐いかも。
 ミステリで描くとしたら、「どうせこれも立体映像」と思い、よけないでい
たら、実は本物の矢だった、なんて。犯行後、立体映像の機械と眼鏡を片付け
てしまえば、射殺された死体だけが残り、どうして全く逃げもせずにやられた
んだ?という謎が生まれる。
 二十一世紀本格と呼ぶには、ややしょぼくれたトリックかな(笑)。

 北村薫が直木賞受賞。
 いつの間にか、ミステリ畑の人が獲っても珍しくなくなりましたね。
 報道を見聞きして意外に感じたのは、北村薫がベテラン作家に分類されてい
ること。調べてみたら、デビューから二十年経ってるのだし、作品数から言っ
てもベテランと呼んで何らおかしくないのですが、いつまでもみずみずしいイ
メージが強いせいか、違和感を覚えてしまいます。

 ではでは。




#5620/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ    *** コメント #5615 ***
★タイトル (mor     )  09/07/17  12:56  ( 15)
作風・守屋
★内容
> 意外に感じたのは、北村薫がベテラン作家に分類されていること。調べてみたら、デ
ビューから二十年経ってるのだし、作品数から言ってもベテランと呼んで何らおかしく
ないのですが、いつまでもみずみずしいイメージが強いせいか、違和感を覚えてしまい
ます。

 同感です。作風のせいか、すごく若いイメージがありますね。でも、ずいぶん書いて
るんだ……。調べると、知らない作品がたくさんあり、そのことにびっくりします。
 東野圭吾もちょっとチェックしないでいると、新作が続々と。日本の作家は働き者で
す。

> 二十一世紀本格と呼ぶには、ややしょぼくれたトリックかな(笑)。

 トリックより、このコメントに笑ってしまいました。やっぱり発想がユニークです
よ! その上、自分の発想にツッコミを入れられる冷静さも持っている、というのが強
みなのでしょうね。




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