#4430/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (yiu ) 07/09/05 18:28 ( 37)
皆様に質問です shura
★内容
こんにちは、お世話になっております。
この度どうしても皆様にお聞きしてみたいことができましたので、こちらにて質問させ
ていただこうと思います。
内容は、独創性がないと言えばないのですが、
どうやって皆様は文章・小説を書かれているのでしょうか
というものです。
今回のお題で悠歩にご意見をいただいた時にいろいろと自分のやり方を振り返ってみた
のですが、自分にはこのやり方しかできないけど、他の人はどうなのだろうと思いまし
た。
少なくとも知人の一人で文章が書ける人は、わたしとは全く違うやり方で文章・小説を
書いていました。
それはもう、びっくりするくらい違います。
もしや文章を書く人全員やり方が違うのかと興味を持ちまして、今回勇気を出してお尋
ねしてみることに致しました。
お忙しいとは思いますが、お時間のある時にでもご回答をいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
ちなみにわたしは、文章は「書きたいものを表す一語」に別の関連する(と思う)単語
を付け加えていって、主語と述語を考えながら単語を並べ替えたりして、一文を作りま
す。
その間に増やしたい情報(単語)がどんどん増え、その結果長文になるようです。
小説のような物語のある文章は、頭の中に見えている映像を見ながら、それを忠実に表
そうと文章を書きます。
映像は静止画の場合もありますし、動画の場合もあります。
後者だと、停止を(頭の中で)かけるまでの動きすべてを一文にするので、やはり文章
が長くなります。
文章が短い場合は、その都度停止がかかったという状態です。
音声はない気がします。
逆に知人は頭に音声しか流れてこないとか。
出来上がった文章が頭の中を流れてくるのだそうです。当人曰く、自動筆記だそうで。
いちいち単語を並べて文章を書いていたわたしには衝撃の話でした。
他の方はどうなのでしょうか。
是非お聞かせ下さい。
#4433/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ *** コメント #4430 ***
★タイトル (BWM ) 07/09/06 12:19 ( 34)
小説家の作り方 泰彦
★内容
shuraさんこんにちは、泰彦と申します。
私の場合はshuraさんとご友人の間といったところでしょうか。
脳裏に映像は流れます。流れない事もありますが、流れる事が多いです。でも登場人
物の細部まではっきり見えている訳ではありません。(物語に必要なものは見えています
が)
映像が流れた後、「それをどう描写するか」はあまり考えた事がありません。そうい
う意味では自動筆記に近いです。もちろん普通に考えれば書き留めるほうが時間がかか
るのですが、そこは脳内なので私が書く速度に合わせて映像が動いてくれます。
では映像はどうやって作られるのか、ですが、これは事前に考えた「こんな感じはど
うだろう」というプロット(と言うほどしっかりしたものではありませんが)に基づいて
います。具体的な行動やセリフに関しては、作中で特に重要なものであれば事前に考え
ますが、ほとんどは出たところ勝負です。映像を再生して、それを書きとめているうち
に「あれれ、こういう方向へ行っちゃうの?」という事も多々あります。まぁ事前にあ
れこれ考えていますから、物語そのものをどうしようもなく壊してしまうほどではあり
ませんが。
ただこのやり方は、自分が書きたいと思う傾向の小説を多読していたから出来たのだ
と思います。場面を見たときにそれが文章へ直結するには、やはり自分の中で自動変換
するためのそれなりのストックが必要なのではないかと。
そういう意味で言えば、現在はWebやプログラミング関連の技術書は数多く読んでいる
ものの小説はあまり読まなくなってしまったので、最近は小説を書く事自体もめっきり
減ってしまいました。
以前みのうらさんがオフ会で「書ける量は人によって決まっていると思う。だからWeb
で日記とか(当時はBlogなどありませんでしたから手作業での更新でした)を書くと小説
は書けなくなる」とおっしゃっていた事がありましたが、その通りだなぁ、と思ってい
ます。
だから日記(Blog)を書くのをやめようとは思わないので、「書ける量」を増やせたら
いいな、と思う今日この頃です。
篠原 泰彦
#4434/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ *** コメント #4430 ***
★タイトル (mor ) 07/09/06 12:44 ( 31)
文章と小説・守屋>shuraさん
★内容 07/09/09 16:14 修正 第2版
>文章
前から順番に、です。主語があり、説明文があって、述語でシメ。思いついたことを
メモすることも多いですが、せいぜいワン・センテンス。ちゃんとした文章はパソコン
に向かわなければ書けません。
確かにshuraさんはセンテンスが長いですね。それでもテオニハはきちんとしています
し、主語に対応する述語もしっかりあり、立派な文章だと思いますよ。
このスタイルを貫けば、shuraさんの特徴になるのではないでしょうか。誰もが同じや
りかたに統一する必要はないので、独自の方法で頑張っていただきたいです。
話は変わりますが、最近、長文に注目している作家は福井晴敏。読みにくいが面白い
というジレンマに、多くの読者がハマったのかもしれません。
また、最近、小説の参考にしようと、60年代〜70年代の反政府運動家の書いたも
のを調べています。しかし、仲間内はもちろん、周囲からも頭がよいとコメントされて
いる活動家の文章のしょぼさに、がっかりしました。
主語に対応する述語がないのです。長文を書いているうちに主語を忘れ、全体の趣旨
がずれていても気づかないのでしょう。この程度で頭がよいと見なされた時代だったの
か、と自分は評価を急降下させました。昔の大らかさなのかもしれませんが……。
>小説のような物語のある文章は、頭の中に見えている映像を見ながら、それを忠実に表
そうと文章を書きます。
これは、わりと一般的な書き方かも。でも、「忠実」の度合いは違っているでしょう
から、やはり人それぞれ?
ドラマの映像と同じで、全部を均一に見せる(書く)必要はないわけです。主役をア
ップにする反面、脇役は無視(カメラに入れない)して、メインの話を進めるのです。
自分の小説の特徴は、本筋から離れた雑談にスペースを使いすぎることかもしれませ
ん。いつの日かこちらにも長編を発表したいと思っているのですが、なかなか書き進め
ることができません。ゴールは遠いです。