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★タイトル (CKG ) 01/03/31 16:06 ( 44)
@コラム279 諫早干拓は潮汐にも影響 ヨウジ
★内容
2月3日付け朝日新聞「論壇」に掲載された鹿児島大学助教授(水性生物学)
佐藤正典氏の説明によると、海苔不作の直接の原因となった植物性プランクトン
が異常発生したメカニズムは次のようだということです。(1〜5に要点をまと
めました)
1.干潟の浄化能力消失による有明海奥部の富栄養化
2.潮受け堤防水門開門時に調整池から有明海への汚濁水排出
3.1と2により有明海沖合の富栄養化による有害な珪藻プランクトンの異常
増殖(赤潮)が頻発。(1997年の潮受け堤防閉め切り後頻発)
4.有明海の2%を占めていた干潟消滅により有明海奥部の潮汐が弱まり
(1985年の農林省の予測によると干満差が20Cm程度小さくなる)
干潟の浄化能力が低下したり3のプランクトンが停留し易くなり、赤潮の
発生を深刻化させた。
5.有明海特有の大きな潮汐(奥部で最大干満差6m)により海水が激しく攪拌
され、海水に酸素が溶け込み、また海底の泥が水中に巻き上げられることに
より有明海奥部に栄養物質が供給され生物生産に利用されるが、4によりこ
の作用が弱まった。
これにより海苔の色落ちによる品質低下や生産量の激減が起こったということに
なります。これから行おうとしている原因調査は、この理論を裏付けるために行
なうのだと言っても良いと思います。
そして佐藤助教授は結びでこう言われています。
個々の「異変」の発生機構にはまだ不明な点が多いが、諫早湾閉め切りが有明海
の環境を悪化させている大きな要因の一つであることは明らかだ。諫早干拓事業
を中断し、潮受け堤防を段階的に開放あるいは撤去し、ともかく諫早湾を元の姿
に戻すべきだ。 ^^^^
ここで「潮受け堤防を撤去」と言われていることに注目してください。潮受け堤
防が必ずしも必要ないからです。
ヨウジ
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