#1066/1158 ●連載 *** コメント #1065 ***
★タイトル (AZA ) 16/12/06 20:22 ( 77)
クルーズに行ってみた2>雨から避難して訓練 永山
★内容
一般の乗船受付は予定より二分早まり(笑)、15:13から始まりました。
並んだ甲斐あって、十分ほどで受け付け完了。飛鳥Uは横浜を本拠地としているため
か、博多よりも更にスムーズに手続きが済んだような。あるいは二度目ということで、
心に余裕ができたのか、自分(苦笑)。
何はともあれ、早速、乗船するとします。ゲートをくぐって自動ドアから建物の外に
出ると、回廊的な道が続いていました。その途中、カメラマンがカメラを構え、乗船す
る人々に記念写真をお撮りしましょうかと持ち掛けてる。博多のときと同じだ〜、と妙
に感心したり。これら専属カメラマンが撮る写真は後ほど船内で購入可です。
お、ボーディングブリッジ(搭乗橋。クルーズについてあれこれ調べたときに初めて
知りました)がある。博多にはありませんでしたが、ここを本拠地とするだけあって、
横浜にはあるってことでしょうか。
四角柱を横倒しにしたような筒状のブリッジをぐるぐるぐると直角に三回ほど曲が
り、ようやく見えてきました、飛鳥Uの入口。
こんな早くに戻って来られようとは。七ヶ月足らずぶりとはいえ、感慨深い。
あ、噂に聞いていた「お帰りなさい」とは言われなかったな(笑)。リピーターとし
てまだまだ甘いか。
二回目ではまだ慣れているはずもなく、若干おたおたしながらエレベーターに乗り、
七階――7デッキで降ります。前回とほぼ同じ時間帯に乗船したけれど、船内は博多の
ときよりも混んでいる印象を受けました。慣れた人が多いのかもしれません。つまり、
乗船してすぐさま部屋へ行き、またすぐに目当ての施設に出掛けて行くような乗客が。
さて、今回の自分達の部屋は船首に近く、エレベーターからは結構離れた位置になり
ます。奇数偶数を確認して、奇数の部屋が並ぶ右舷の廊下をずーーーっと歩き、やっと
見えてきた。そうそう、下二桁が13の部屋はやはりありません。
前回はKステート、今回はFステートってことでお値段は(定価換算で)若干上がり
ましたが、窓からの眺めが違うだけで、部屋のタイプは同じです。ただし、各部屋の並
びの関係か、クローゼットの形が少し違うような? あと、手洗いに入ったときに感じ
たのですが、トイレットペーパーの位置が分かりにくくなっていた気がする。てこと
は、バスタブの配置もちょっと違っていたのかもしれず。
それはさておき、まずすることは荷物の確認。事前発送した分、乗船前に預けた分、
ともに届いておりました。
いざ開けようとして――カッターナイフ忘れた! しょうがないので、頑張って手で
開けました。服をクローゼットなどに仕舞います。今回はインフォーマルの日があるた
め、前回よりもややよい感じの服も用意していますから、特に慎重に仕舞わねば。
その後、母が他の荷物の整理及び身支度を直す間に、私は船内新聞のアスカデイリー
に目を通してました。
個人的に一番の注目は、専属マジシャンTAKUYAがいるかどうかですが……いな
い。少なくともこの日の催しには出ていない。三泊四日だから? そんな訳ないか。仙
台から乗ってくる可能性も残ってるかなあ。TAKUYAは仙台出身だと聞いてますの
で。
他のイベントや食事の提供状況を見ると……リドカフェが既にオープンしてる。前回
食べ逃したハンバーガーも饗されてる。行ってもいいんだけど、クルーズ船に乗ったら
最初はウェルカムドリンクでしょ、特に初めての場合は。ってことで、母の支度が終わ
るのを待って、15:40ぐらいに部屋を出ました。
11デッキに行くと、すでにそこそこ大勢の人が。テーブルも全くの手付かずの卓は
見当たりません。空きテーブルは、どれもグラスが残っていて、直前まで人がいた様子
でした。それでも窓際の席に座って待っていると、じきにロシア系と思しき白人女性が
やって来て、片付けてくれました。それからスパークリングワインとオリーブのおつま
みとチョコをもらいました。お酒は飲めない口ですが、こういう場ではやはりクルーズ
船に乗ったんだなーという気分になれて、いい感じ。外の景色は、まだ雨が降ってお
り、よいとは言えませんが、だいぶ小降りになってました。
そういえば、今回は船員の方から話し掛けられなかったなあ。乗客が多いときは難し
いのかしらん。それとも、雨のせいかな。
16:15からは避難訓練です。と言っても、再三記しているようにこの日は雨でし
たので、第七デッキの各救命艇の前に集まっていては、ずぶ濡れになりかねないし、小
降りでも足元がよくない。
そこで、こういう悪天候の場合、代わりに船内第六デッキの各所に集合場所が指定さ
れる仕組みになっています。
私達の指定された救命艇は一号艇で、ギャラクシーラウンジ(ショーが行われるホー
ルです)の右側に集められました。
集まったのは十名で、名前を呼ばれたのは十四名だったと思います。つまり、四名が
欠席。なかなか全員揃わないものです。以前にも記したと思いますが、避難訓練を勝手
にパスすると、あとで怒られるらしい……。本当かな? 確かめるために、わざと休む
訳にもいかず。
それから前回に比べると対象となる人数自体、えらく減りました。これは救命艇のサ
イズに関係しているそうで、一号艇及び二号艇は定員六十名で、その他の救命艇は百五
十名から百六十名が定員。この差は大きい。点呼はあっという間に終わり、説明もさっ
さと済んだのですが、だからといって先に解散とはなりません。よそが終わるのを待た
ねばなりませんでした。
集まった全乗客が説明を聞き終えてから、船長なりチーフパーサーなりが船内放送で
避難訓練の大切さを説いたところで避難訓練終了となるものですから、しばし手持ちぶ
さたでした。担当者に質問してもよかったんですけどね。たとえば、港に降り立った直
後ぐらいに大地震が発生し、津波警報が出た場合、乗客はどうするのが正しいのか、と
か。
続く。ではでは。