#4378/9229　◇フレッシュボイス過去ログ    *** ｺﾒﾝﾄ #4369 ***
★タイトル (BWM     )  07/08/24  23:31  ( 77)
意識改革　　　　泰彦
★内容                                         07/08/26 12:36 修正 第2版
　マリーンズファンの泰彦です。
　その昔奈良県に住んでいたときは近鉄線沿線だったこともあって近鉄ファン。
　東京へ引っ越してからは西武線沿線だったものの、当時は近鉄と西武はパ・リーグの2
強だったのでライバルに乗り換えるわけにも行かずそのまま近鉄ファン。(周囲は当然西
武ファンだらけで、近鉄ファンだと大きな声では言えませんでした)
　千葉に引っ越してからは応援に惹かれたこともあってマリーンズファンです。乗り換
えて1年で近鉄が消滅したので、ある意味良いタイミングでした。


　月曜日の第九の練習中(本番は11月25日)に、違和感を感じて左の一番奥の派を舌で触
ったら「ぼろっ」と2mm四方くらい歯が欠けたので、痛くなかったもののさすがに気にな
って今日歯医者へ行ってきました。歯は表面は強いものの内部は弱いという知識もあり
ましたし。

　小中学生時代は何度か歯医者に行ったことがあるものの、「乳歯が抜ける前に永久歯
が生えてきたので、永久歯の歯並びが悪くなるのを防ぐために乳歯を抜く」ために行っ
たことがあるだけ。つまりこれまで虫歯ゼロ！

　15年以上ぶりに歯医者へ行くと、「予約の方が優先になるので30分以上お待ち頂きま
す」　知人には「歯医者へ予約無しで行く人を初めて見た」と言われたのですが、帰宅
して妻に聞いたら「え、初診は予約無しで行くよー」との事。
　皆さんはどちらですか？

　1時間ほど待って、ようやく呼ばれました。

　で、結論。
　親知らずが虫歯。

　「抜いた方が良いですね」という歯科医の言葉に思い出すのは、その昔親知らずを抜
いた姉の姿。腫れ上がって口はほとんど開けられず、3日ほどおかゆしか食べられません
でした。

　とは言え、抜かない訳にもいきません。
　歯科医は「心の準備もあるだろうから、今日は歯の掃除だけをして別な日に抜きます
か？」と言ってくれたのですが、「いえ、一度帰るともう来たくなくなると思うので今
日抜いて下さい」

　成長したな、自分……。
　あれだけ注射や痛いのが嫌いだったのに(今も嫌いですが)

　それでも麻酔をしようとする歯科医を押しとどめて「ちょっと待って下さいね、心の
準備が……」と言ってしまう臆病者。私の記憶では歯を抜く時は麻酔が効いていて痛く
ないものの、そもそも麻酔を打つ段階が痛かったので。

　歯科医にそれを伝えると「痛くないように善処しますから」と言われ、「お願いしま
す」と答えて覚悟を決めました。

　歯科医が上手かったのか、過去の歯科医が下手だったのか、あるいはこの15年で技術
が進歩したのか、麻酔は全くと言って良いほど痛くありませんでした。ただ、記憶より
も倍くらいの時間がかかったのですが、これは親知らずだったからかも知れません。

　抜く時はペンチのようなもの(形は全然違いましたが)でぐりぐりぐりっと。麻酔がき
ちんと効いていて痛くはなかったものの、何をされているかは口の中の感覚で分かるの
で「怖い」。一度歯を掴んでいたのが外れたし……。

　とはいえ、ほんの5分ほどで終了。抜けた歯を見てみると、見事に欠けていました。そ
して部分的に黒ずんでいる。
　「全然痛くなかったんですか？」と苦笑しながら聞かれたのですが、冗談抜きで全く
何も感じていませんでした。もしかして鈍感？

　1時間待って、問診〜レントゲン〜麻酔〜抜糸は約40分。
　親知らずを抜くのは一大イベントだと思っていたのですが、ごく普通の日常の中で終
わってしまいました。ちょっと拍子抜け。
　右上の親知らずも将来的に同じような状況になりそうだというので、とりあえず来週
もう一度看てもらって歯の掃除などをしつつ抜くかどうかを決める予定。おそらく抜く
と思います。

　従来歯医者に対して抱いていた恐怖心に近いものはほとんど払拭され、「これなら定
期的に歯の掃除に来ても良いかも」と思えたのは収穫でした。良い歯医者に巡り会えて
良かったです。


　2週間前には約10年ぶりに病院へ行き、今日は歯医者。
　これまで何となく「病院へ行くのは日頃の摂生が足りない」「歯の掃除など、自分で
も出来ることを病院でやってもらうのは怠慢」という印象があったのですが、30歳を目
前にして「餅は餅屋。定期的に専門家に看てもらうことが大切なのでは」と思えてきま
した。